前回の話 僕は、一瞬ひまりの言っている言葉の意味がわからなかった。緊張した顔で僕とひまりを交互に見ている高山君。アメフトをやっている子なので、とにかく逞しい。年下の彼だが、僕は萎縮してしまっている。「どうしたの? 真吾、大丈夫?」 ひまりが、心配そうに聞いてきた。僕は、完全にフリーズしてしまっていた。そして、大丈夫だと答え、どういうことなの? と聞いた。「どういうことって、真吾の前でめちゃくちゃに犯してもらうって事だよ。それ、楽しみにしてるでしょ?」 ひまりは、挑発的な顔で言う。僕は、高山君を見た。彼は、少し戸惑った顔だ。でも、そのデカい体に威圧感を感じる。
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