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大阪出会い系サイト殺人、死体遺棄事件まとめ

大阪出会い系サイト殺人、死体遺棄事件まとめ

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どこからどこまでが真実かは不明ですが、利用する際には参考にしてください。

出会い系アプリで知り合った2人の会話から事件が起きました。たった一言で加害者と被害者になってしまい2人の人生は崩壊していきました。

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それでは本編スタートです!!

<このページの目次>

この記事を読めば2014年大阪出会い系サイト殺人、死体遺棄事件まとめについての情報に詳しくなれるかも?!是非最後まで読んでください!!

事件発覚

兵庫県西宮市の竹林で2014年4月、富山県射水(いみず)市の女性=当時(26)=の遺体が見つかった事件。
強盗殺人などの罪に問われた兵庫県尼崎市の無職、上田友良被告(28)は4月27日、神戸地裁で開かれた裁判員裁判の判決公判で、求刑通り無期懲役を言い渡された。
上田被告は過去に不倫で妻子と別れた上、派遣社員として働いていた自動車工場でも欠勤が多く、犯行直前の口座残高が37円だった。
人生観をめぐるやり取りで「幸せとは家族や居場所のこと」と話したところ、女性から「幸せとはお金」と一蹴されたと主張。
存在そのものを否定されたと激高したことが凶行の引き金になったと訴えたが判決は身勝手な言い分を断罪した。

遺体発見

ミイラ化遺体を発見「竹林で人が倒れている」

2014年4月19日早朝、西宮市内の竹林でタケノコ掘りに来ていた男性はミイラ化した女性の遺体を発見した。

遺体の頭部を隠すように上半身にドラム缶が置かれていたことなどから、兵庫県警は死体遺棄事件とみて捜査を始めた。

司法解剖の結果、遺体は成人女性で死後約3カ月が経過していることが判明した。
県警は女性が身に着けていた衣服を公開。
その後、昨年1月30日、射水市の自宅から最寄り駅へタクシーに乗った後に行方不明になった女性と判明した。
家族が富山県警に捜索願を出していた。

兵庫県警は6月に女性の携帯電話の着信履歴などから浮上した上田被告を死体遺棄容疑で逮捕した。

翌7月、強盗殺人容疑で再逮捕した。

近畿と北陸と遠く離れた男女を結んだのはスマートフォンの出会い系アプリでした。

偽り

2人は2013年末にこのアプリで知り合ってメールや電話でやり取りを重ねた。
女性は地元の介護福祉施設でアルバイトの看護師として働いていた。
一方、自動車工場の派遣社員だった上田被告は職業を「看護師」と偽り、同じ福祉の現場で就業しているようアピールしていた。

偽装工作が功を奏したのか、女性から「悩み事を聞いてほしい」と打ち明けられた上田被告は2014年1月30日、大阪までやって来た女性と会うことになった。

だが翌日、当時住んでいた大阪府池田市の自宅近くで、駐車中の自分の軽乗用車内で女性の首を絞め、口座の暗証番号の一部を聞き出した上で殺害した。
さらにキャッシュカードなどを奪い、殺害から3日後に西宮の竹林で遺体を遺棄した。

女性の遺体が見つかって約1年後に始まった一連の公判で、謎に包まれていた殺害の経緯が明らかになった。

「金目的でない」

初公判

2015年4月21日の初公判
法廷に現れた上田被告は黒のスーツに身を包んでいたが、髪はあまり手入れしていないのか伸びっぱなしの様子だ。
涙をこぼして鼻水をすすり、左手で胸を押さえて呼吸を整えた。

罪状認否で強盗殺人罪などは認めたものの、「(女性の)預金を引き下ろす目的があったということは事実ではありません」と窃盗未遂罪を否認した。

公判では犯行までの経緯が明かに

検察側の冒頭陳述や被告人質問での上田被告の供述によると、持病や人間関係で悩んでいたという女性は、地元の知人男性に「私のこと、もっと心配してよ。
大阪の友達の所に行く」とメールを送り、上田被告に会うために昨年1月30日、大阪へ向かった。

看護師と称して女性と会った上田被告だが、間もなく看護師ではないことを打ち明けた。「女性が服用する薬の多さに驚いて大きな病気なのだと怖くなりました。」
「病気の人を前に「看護師だ」と偽るのは失礼だと思いました。」

さらに上田被告は女性に身の上話をして自らの不倫で妻子と別れたことも告白した。
「子供に『私が父親なんだよ』と言える大人になりたい」と語った。

そんな上田被告に失望したのか女性は知人男性に
「今、大阪なんだけど迎えに来てくれない?」
とメールを送り、上田被告に「来なければよかった」と伝えたという。

残高照会

凶行の引き金は、車内で交わされた人生観をめぐるやり取りだったとされる。

上田被告は、この翌日の昨年1月31日、2人は上田被告の軽乗用車の中で次のような会話を交わしたと主張する。

「幸せとは家族や居場所のことだ」

と語った上田被告に対して助手席の女性は

「あなたはお金がないし、仕事もちゃんとしていないから幸せになれない」

と一蹴した。

上田被告は存在そのものを否定されたと感じて逆上し、女性の首を絞め、カードの暗証番号の一部を聞き出し殺害した。
女性の財布から現金8千円とキャッシュカードを奪った。

その後、帽子やマスクで変装し、カードを使ってゆうちょ銀行のATM(現金自動預払機)で11回も「残高照会」の操作を行ったが、正しい番号を入力できず失敗した。

言い訳

この行為について、上田被告は「女性に『幸せとはお金だ。私は貯金があるから幸せになれる』と言われたことが許せなかった」と主張した。
「いくらあれば幸せと言い切れるのか、残高を確認しようとしただけ。貯金額を知っても、盗らないことで貧しさに負けない自分を女性に証明したかった」と苦しい言い訳を述べた。

当時、上田被告の給与は月額約14万円。ただ欠勤が多く、この月の支給額は3万7千円ほど。
犯行直前の口座残高は37円で弟から2万円を仕送りしてもらっていたという。

結婚式

殺害後に結婚式出席

上田被告は殺害後、女性の携帯で女性の知人男性に「一緒に住まないかと言ってくれる人が静岡にいる」とメールを送信し、偽装工作をしていた。

その一方で女性の所持品は後日、大阪府箕面市の山中に投棄。自動車工場を辞め、兵庫県尼崎市に転居して母の旧姓を名乗って生活していた。

殺害後はそのまま交際中の別の女性と過ごした上田被告は、3日後に遺体をレンタカーで運搬し遺棄した。

だが上田被告はこの間に交際女性の姉の結婚式に出席するなど平然と過ごした。
「親から愛情をもらわず育ち、家族に飢えていた。
恋人が目の前にいない時間のさびしさを紛らわそうとした」となかば開き直って供述した。

そして4月23日の最終意見陳述。「漢字の『幸』から、人間1人を表す『一』を抜くと『辛』という字になる。女性の家族から幸せを奪ったのは私です。
どうか死刑を下して全うさせていただきたい」と締めくくった。

裁判長

佐茂剛裁判長は「不合理な弁解を繰り返し、法廷での反省の言葉は到底信用できない」と断罪した。

上田被告が否認していた窃盗未遂罪も認定し、検察側の求刑通り無期懲役を言い渡した。

また、上田被告がATMで残高照会をした理由と主張した女性の言動について、佐茂裁判長は「被害者が悩みを抱え、助けてほしいと訴えていた状況下で、『貯金があるから幸せだ』と言っていたというのは、にわかに信じがたい」と指摘した。
「金銭欲がまったくないかのように言いながら財布から現金を抜き取っており、矛盾した言動だ」と指弾した。

上田被告は微動だにせず判決に聞き入り、検察側のそばにいた被害者の遺族には目を向けることもなく法廷を後にした。

2015年4月23日、神戸地裁の裁判員裁判で検察側は上田友良被告に無期懲役を求刑、結審した。

判決は2015年4月27日 無期懲役

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